どんな人が練習していますか?
ミュンヘンかるた会では、一番下は6歳から上は50歳までの幅広い年齢層で活動しています。
日本人はもちろん、日本語はできないけれどひらがなが読めるドイツ人、日本に興味があるドイツ人で仲良く練習しています。
何が練習に必要ですか?
練習場所にもよりますが、ドイツでは畳がある公民館がないので床の上で練習しています。
床の上に座っても膝が痛くならないよう、座布団、クッション等、下に敷くものをお持ちください。タオルやヨガマットを持ってきている人も多いです。
また、Tシャツにジャージなどの動きやすい恰好でお越しください。床に座るため、胸元の見えない服装、下は長ズボンが望ましいです。
文科系のイメージがありますが、スポーツをするイメージの方が合っています。
百首全部覚えていませんが参加できますか?
当会では、百首覚えていなくても札を取れるよう、上の句が取り札に薄く書かれた取り札を使用しています。
わからないから、何も取れなくてつまらないということはありません。
何度も練習をして和歌を聞いていくうちに自然と覚えていきます。
ただ、競技かるたでは全部覚える必要がなく、決まり字のみ覚えれば練習できます。
語呂合わせで楽しく覚えていくというやり方もありますし、私達もお手伝い致しますのでご安心ください。
費用はどれくらいかかりますか?
試しに練習に参加したいという期間については、特に費用は必要ありません。
当会にて継続して定期的に練習に参加したい、ということであれば、入会申込書を提出して頂き一回1ユーロ参加費をお願いしております。
どんなメリットがありますか?
競技かるたをすることにより、記憶力、集中力、強いメンタルが身に付きます。
お子さんに関して言えば、暗記をすることに対しハードルが低くなりますし、集中力が身につくので効率的に勉強できます。かるたでは、自分の心の強さが試合に現れます。劣勢な状況でも、冷静に状況を見極め且つ諦めないでやりぬく強い気持ち、勝っている時でも油断せず気を引き締めて最後まで試合を行うことが求められます。
大人と対等に渡り合い、納得させられるような主張をしなければならない時もありますので、論理的な考え方をし、ここぞという時に落ち着いてきちんと発言できる能力も育ちます。
また、ずっと和歌を聞いているせいか、古典の授業にもスッと入り込めます。
文科系イメージが強いですが、理系も多いのが競技かるたの魅力でもあります。